ドメイン・ホスト名とは？

以下の通り「ホスト名」「ドメイン名」を切り分けします。
また、「 ホスト名 ＋ ドメイン名 」＝「FQDN」と言います。

青下線：ホスト名、赤下線：ドメイン名、両方を合わせて：FQDN

「ホスト名 = FQDN」「ドメイン名 = FQDN」で表現する場合も多くあります

ドメイン名の前にドット「.」区切りで表します。「ホスト名＋ドメイン名」でホスト（≒サーバ）を表しています。

たとえば、
「www.cman.jp」「note.cman.jp」は同じドメインですがホスト（≒サーバ）が違うことを表しています。

サイトを開設する場合、意味を持ったホスト名を付けることがほとんどです。
たとえば、
「news.yahoo.co.jp」はニュースサイト、「weather.yahoo.co.jp」は天気サイト など

ホスト名には以下の制約があります。

• 255文字以内
• 英字[a～z]、数字[0～9]、ハイフン[-]でハイフンが先頭と最後は不可
• 大文字小文字は無視される

ちなみに、大文字と小文字が無視されるのは、「ホスト名」「ドメイン名」のみとなります。
たとえば、
当ページ「https://www.cman.jp/network/term/domain/」は
「https://WwW.CmAn.Jp/network/term/domain/」でもアクセスできますが
「https://www.cman.jp/Network/term/domain/」は該当ページなしとなります。

ドメインとは、インターネット上での「住所」に相当するものと言われています。
インターネット通信時にドメイン（ホスト名＋ドメイン名）をIPアドレスに変換（DNS）して通信が行われています。
「DNSとは？」参照

ドメインは重複登録することが出来ません。世界を探しても同じドメイン名は存在しません。
ドメイン取得は、商標などを違反しない限り早いもの勝ちです。
取得するには、レジストラと言う組織に申し込みを行う必要があります。

ドメインは「.（ドット）」で区切られた形式となっており、階層的に管理されています。
最後のブロックが「トップレベルドメイン」、その前が「セカンドレベルドメイン」・・・となります。
ドメインの種類によって、セカンドレベルドメインまでである場合や、サードレベルドメインまである場合などがあります。

ドメインは、トップレベルドメイン単位で管理団体が決まっています。

（例）

トップレベルドメインと各団体については「ドメイン一覧」を参照ください。

FQDN(Fully Qualified Domain Name)は、完全ドメインを表し「ホスト名＋ドメイン名」＝「FQDN」となります。

たとえば、
「http://www.example.jp/info/」のFQDNは「www.example.jp」となります。

「ホスト名」、「ドメイン名」、「FQDN」は違う意味となりますが、会話の中では「ホスト名」＝「FQDN」であったり、「ドメイン名」＝「FQDN」であったり混在して使用されることが多くあります。

会話はニュアンスで成り立ちますが、コマンド実行時に「ドメイン名」「FQDN」を指定する場合は、厳密に区別されますのでご注意ください。