現在のHTTPには「HTTP 1.0」「HTTP 1.1」の規格があり、現在は、「HTTP 1.1」があります。
通常はブラウザの設定で変更が可能です。
「HTTP 1.0」と「HTTP 1.1」の大きな違いは、keep-alive(キープアライブ)機能にあります。
keep-aliveは、通信を一定期間保った状態とする機能で、画像を含む多く含むページの表示などが速くなる効果があります。
現在のホームページは、ほぼ全てで画像など多くの情報が含まれていますので、「HTTP 1.1」の利用が主流となっています。
httpの指定方法は「URLとは?」をご確認ください。
http通信やhttps通信を行う時に、ステータスコードが返されます。
それぞれのステータスコードは以下のような意味となっています。(一部不明な部分あり)
| 1xx | Informational | 暫定レスポンス(処理中) |
|---|---|---|
| 100 | Continue | サーバーは、リクエストの最初の部分を受信し、次を待っている。 |
| 101 | Switching Protocols | サーバーはプロトコルのバージョンまたはプロトコルの切り替えを承認し、待っている。 |
| 2xx | Successful | リクエスト成功 |
| 200 | OK | サーバーはリクエストを正しく処理した。 (通常に画面が正常に表示される場合はこのコードとなる) |
| 201 | Created | サーバーは新しいリソースを作成した。 |
| 202 | Accepted | サーバーはリクエストを受付けたが、まだ処理は行われていない。 |
| 203 | Non-Authoritative Information | サーバーはリクエストを正しく処理したが、信頼できない可能性のある情報を返した。 |
| 204 | No Content | サーバーはリクエストを正しく処理したが、返すコンテンツがない。 |
| 205 | Reset Content | 204と同じ。リクエスト送信者がドキュメント ビューをリセットする必要がある。 |
| 206 | Partial Content | GET リクエストの一部を正しく処理した。 |
| 3xx | Redirection | リダイレクト済み |
| 300 | Multiple Choices | 要求に対して複数の選択肢が見つかった。 |
| 301 | MovedPermanently | リクエストされたページなどが新しい場所へ完全に移動されました。 googleやyahooなどの検索エンジンのクロールにページ移動を通知する場合は、このコードを利用する。(詳細は、各検索サイトでご確認ください) |
| 302 | Found | リクエストされたページなどが新しい場所へ一時的に移動されました。 301は完全移動として検索エンジンのクロール検索先が切り替わるが、302は一時的な移動のため、次回以降のクロールも同じ場所が検索される。(詳細は、各検索サイトでご確認ください) |
| 303 | See Other | リクエストが他のURIに存在するときに返される。 |
| 304 | Not Modified | クライアントのキャッシュされたコピーが最新のものであることを示し、リクエストには返されない。 ・一度開いた画面を再度開いた場合、内容が変わらない場合はキャッシュから画面を表示する ・同一のCSSやJavascriptを複数画面で使用している場合、キャッシュのファイルが使用される |
| 305 | Use Proxy | プロキシの使用が必要。 Locationヘッダーに使用するプロキシが返される。 |
| 306 | Unused | (現在使用なし) |
| 307 | Temporary Redirect | 一時的なリダイレクト |
| 4xx | Client Error | クライアントエラー(クライアントのリクエスト要求がエラー) |
| 400 | Bad Request | 不正な構文によるアクセス |
| 401 | Unauthorized | ユーザー承認が必要なアクセス |
| 402 | Payment Required | (現在使用なし) |
| 403 | Forbidden | アクセスが拒否された |
| 404 | Not Found | 該当ページが無い。(要求のURIが存在しない) |
| 405 | Method Not Allowed | 許可されていないメソッド (POST または GET)でのアクセス |
| 406 | Not Acceptable | リクエストが受付できない。 |
| 407 | Proxy Authentication Required | プロキシによる認証が必要。 |
| 408 | Request Timeout | サーバーでタイムアウトが発生した。 |
| 409 | Conflict | 競合などによりリクエストに矛盾が発生した。 |
| 410 | Gone | 存在しない。404と似ているが、完全に削除された状態を示す。 |
| 411 | Length Required | Content-Length ヘッダー フィールドのないリクエストを受けた。 |
| 412 | Precondition Failed | リクエストが指定した前提条件を満たしていない。 |
| 413 | Request Entity Too Large | リクエストされたエンティティが大きすぎます。 |
| 414 | Request-Uri Too Long | リクエストのURI が長すぎる。 |
| 415 | Unsupported Media Type | リクエストされたページでサポートされていないメディアの種類(形式)。 |
| 416 | Requested Range Not Satisfiable | ページで利用できない範囲にリクエストがある。 |
| 417 | Expectation Failed | リクエスト要求どおりの処理が不可能。 Expect request-header フィールドの条件を満たしていない。 |
| 5xx | Server Error | サーバーエラー(クライアントからのリクエスト受信後、サーバーでエラー) |
| 500 | Internal Server Error | サーバーの内部エラーです。(サーバーの障害) |
| 501 | Not Implemented | サーバーにリクエストを実行する機能がない。 (リクエストのメソッドを認識できない場合など) |
| 502 | Bad Gateway | サーバーはゲートウェイまたはプロキシとして動作しており、上位サーバーが無効値を返した。 |
| 503 | Service Unavailable | サーバーの高負荷または保守のため、一時的に利用できない。 |
| 504 | Gateway Timeout | サーバーはゲートウェイまたはプロキシとして動作しており、上位サーバーでタイムアウトした。 |
| 505 | Http Version Not Supported | サポートされていない HTTPバージョンが要求された。 |
| 詳細な確認は「https://tools.ietf.org/html/rfc2616」でご確認ください | ||