URL(Uniform Resource Locator)とは、 ネットワーク上でアクセスを行うページや場所と通信方式を表す文字列です。
インターネットだけではなく、イントラネット(家庭や会社内のLAN)でもURLを使用できます。
URLは以下のように分割して意味を持っています。
代表的な通信方式(プロトコル名)は、以下となります。
http: | 通常インターネットでホームページを見るときの通信方式 |
---|---|
https: | SSLにより暗号化されている通信方式 |
ftp: | ファイル転送で使用する通信方式 |
正確にはプロトコル名ではなく「スキーム名」ですが、一般的に使用する範囲で「プロトコル名」としています。
接続する先のサーバを表します。
IPアドレスや日本語ドメインも使用可能です。
大文字と小文字は区別されません。
「ドメイン名・ホスト名とは?」でご確認ください
接続先のポート番号を表します。(通常は指定しません)
通常は指定しないと以下のポートが使用されます。
http: | 80ポート |
---|---|
https: | 443ポート |
ftp: | 20ポート および 21ポート |
「ポート(PORT)とは?」をご確認ください
接続先のどのページやディレクトリにアクセスするかを表しています。
上記「/info/」のように、ディレクトリまでが指定されている場合は、サーバー側で指定されているデフォルトのページが表示されます。デフォルトのページが無い場合は、エラー画面になったり、ディレクトリ内の一覧が出力されたりします。(サーバーの設定による)
「デフォルトページの設定」をご確認ください
大文字と小文字は区別されますのでご注意ください。
サーバー内のプログラムに渡す情報(値)です。
yahooやgoogleで検索した時、ブラウザのURLの「?」以降は引数となります。
URLをURIと言うことがあります。
インターネットのURLの場合は「URL=URI」と考えても意味は通じます。
URLはURIの一部となり、以下のような関係です。
URI (Uniform Resource Identifier) | 「URL」「URN」の総称 |
URL (Uniform Resource Locator) | ネットワーク上の場所を示す インターネットで表示するページの場所(アドレス)など 「住所」で例えられます |
URN (Uniform Resource Name) | 名称を示す ネットワークに繋がっていなくても一意で永続的な識別 「名前」に例えられます |